相 談
こんな時代でも、確実に、あるいは大きく売上を伸ばしている中小企業も存在しますから、
「景気が悪いから」「消費者の財布のひもが固いから」ということだけが理由ではなさそうですね。
その他にどんな原因が考えられるでしょうか。
御社の場合はどうか、その原因をもう一度じっくり分析してみましょう。
など、思い当たるところはありませんか?
(H社長) うちの製品に魅力がないなんてことはないさ!
いやH社長すみません…。御社の製品のことを言ったのではありませんよ。
では社長、御社の製品(サービス)の「売り」は、どんなところでしょうか?
そして、どんな人に買ってもらいたい製品(サービス)なのでしょうか?
(H社長) うーん、それはだねぇ…
H社長は、自社の製品に対して強い思いをお持ちのようです。
せっかくの思い、ぜひ売上アップにつなげたいですね。
そのためにはまず、誰に売りたいのかを
明確にすること(ターゲティング)がとても重要です。
そしてそのためには、自社の製品やサービスの売りを具体的に、
かつ徹底的にとらえ直してみることが必要です。
自社製品(サービス)の売りを具体的にとらえ、販売ターゲットを明確にすることで、
「ターゲットに向けた効果的なプロモーション(販売促進)活動」がはじめて可能になります。
(H社長)
「いいものは売れるんだ」
みたいな思いこみがあったかもしれないなあ。
うちの売りねぇ、社員たちにも一度聞いてみたいな。
御社にしかない売り、御社の真のセールスポイントを見つけることは、
すなわち「自社をよく知る」ことでもあります。
また、社員のみなさんに話を聞いてみるのは、とてもよい試みでしょう。
社長の思いも語ることで、社長自身が考えもしなかった売上アップのアイデアが、
社員の中から上がってくるかもしれません。
(H社長)
社員からのアイデアを待ってるだけじゃいけないよな。
俺が先頭に立って頑張らにゃ。
そうですね!社長にはまず、
「自社や自社の製品・サービスを通して、社会にどう貢献していきたいのか」
「将来どういう会社にしていきたいのか」などについて、
じっくりと考えてみていただきたいと思います。
これは、いわゆる「経営理念」と呼ばれるものです。
「自社の事業を通じて実現したいことは何か」を明確にすることが目的ですが、
難しく考えず、社長の思いが社員や顧客に、わかりやすくしっかりと伝わるものにしてください。
加えて、ぜひ「計画経営」を実践してください。
これは、「経営理念を実現するため、どう行動していくか?」を、
「経営計画」という具体的なかたち(数値)で表し、
これを実行、検証、改善しながら、経営を進めていくというものです。
企業が成長・発展するためには、
企業の目的そのものである経営理念と、
将来の明確なビジョンが欠かせません。
そして、それらを社員と共有し全社的なものとするために、
自社の実態に即した経営計画を社長自身の手で
つくることが必要なのです。
私たち信光経営グループは、経営理念の明確化、策定をはじめ、
これを社員の皆さんに浸透させるお手伝いをいたします。
さらに、経営理念から生まれる「将来こうありたい」というビジョンをもとにした、
5年間ないし10年間の数値計画・行動計画(=中期経営計画)の策定、
中期経営計画を達成するための
単年度の数値計画・行動計画(=単年度経営計画)の策定をお手伝いします。
なお、中期経営計画の策定には
の3つの要素が必要だと言われています。
これらをじっくりと考えてみるところからはじめてみてください。
私たちは、御社で解決しなければならない「課題」を明確にし、
その課題を解決するための「改善活動」の策定を、全力でバックアップします。
まずはお気軽にご相談ください。
ともに考え、会社を成長・発展させていきましょう!