相 談
中小企業の社長さんにとって、「資金繰り」の問題は常に大きな悩みですね。
資金繰りに四苦八苦してしまうのにはさまざまな原因が考えられますが、
御社の場合はどうか、その原因がどこにあるのかをもう一度じっくり分析してみましょう。
などなど、思い当たるところはありませんか?
(S社長)
「銀行から提示された条件で借り入れている」ってやつかなあ。
とにかく不渡りだけは出したくないからねえ。
S社長は、「銀行から提示された条件で借り入れている」ことが原因だと考えたようです。
では、なぜ銀行から提示された条件で借り入れているのでしょうか?
その原因をさらに深く掘り下げてみましょう。
(S社長)
銀行さんの言うことだったら間違いないと思ってたから、
返済の見通しなんてところまでは考えてなかったなあ。
やっぱり「返済計画」をちゃんと作らないといけないね。
返済計画を立てることによって、その場しのぎの状況からは
抜け出せます。
S社長も、その必要性にはすでに気づかれていたのでしょう。
さあ、ではその返済計画ですが、これを考えるにあたっては、
まず「経営計画」を立てることがとても重要です。
経営計画とは、以下のようなものです。
過去の決算書をベースに、将来(5年間)の数値計画として
売上、経費、投資等の計画を立てる。
具体的には、「販売計画」「人件費計画」「経費計画」「設備投資計画」
「資金計画」をそれぞれ立案する。
期計画を、より具体的に単年度計画(12か月の月別計画)に落とし込む。
「必要固定費」「借入金返済必要額・設備投資」「目標売上・粗利」「回収、支払条件」などをシミュレーションする。
中期計画を立案することで、自社の将来像を数値まで含めて具体化することができます。
さらに単年度計画は、
「どの月の資金繰りがきつくなるか」「税金はどのくらいかかるのか」といったことを事前に
把握でき、状況に応じた最適な意思決定を可能にします。
(S社長)
なるほどねえ。
これなら会社の状態を自分自身でしっかり把握できそうだ。
それにしてもこんな計画、俺一人で考えられるかなあ…。
中期経営計画では、御社で解決しなければならない「課題」を明確にし、
その課題を解決するための「改善活動」の策定をお手伝いします。
また、単年度経営計画では、契約月までの実績をもとにした
会計期間末までの計画策定(契約2年目以降は、翌年の計画策定)をお手伝いします。
さらに、計画の策定、実行、達成に必要不可欠となる、毎月の正確な会計帳簿作成も
サポートします。
まずはお気軽にご相談ください。いっしょに考え、課題を乗り越えていきましょう!