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我々が考えていること。

我々が考えていることイメージ1

 我々を取り巻く環境は大きく変化しています。

 我々の仕事が「業」として成立してから100余年、現在の制度ができて70有余年の歴史しかありませんが、対象としている産業界や税制の変化は目まぐるしいものがあります。

 当然変化に適合し自らを変革していかなければならないことは「自然の摂理」ですが、我々の業界は逆に「毎年改正される法律」と国家による「規制」のおかげで、「変わらずとも生きていかれる業界」としてこれまで存在できました。

我々が考えていることイメージ2

 しかし何もしなくても存在できるということは道理に反するものであり、何かしらの新しい価値を提供するためのコストをかけずに同じ報酬(価値)を得ることに対してお客様や社会の理解は当然得られにくい状況になり、価格圧力が強くなってきました。

我々が考える三つの大きな変化と
変化に対応するビジョンについて

高度化する情報社会の変化

高度化する情報社会の変化

 「高度化した情報社会」の成熟化が依頼する内容を変えました。これまで手書きの仕訳帳の記入のみをしていたお客様が低廉化したPCと会計ソフトを導入し、自らの手で毎月の経営成績が把握できるようになったならば、「仕訳-入力-アウトプット」を会計事務所に委託しているとこれまで認識していたお客様は、我々に対し報酬を支払う必要性を感じなくなるのは当然と言えます。

人口減少という変化

人口減少という変化

 「成熟した社会が生み出す人口減少」がビジネスの成長要件を変えました。人口が増加していた高度経済成長時代は、大量生産・消費・廃棄により経済循環が回っていました。我々の業界もお客様がどんどん増え、物価上昇とともに報酬も上がり賃金も増加する時代がありました。ところが現在は、人口減少による経済の縮小、需要減少に伴う地価を含めた物価の停滞・下降により「量の減少」と「単価の引下げ」を余儀なくされています。当社のお客様も件数は増加・減少を繰り返し「維持」、単価も20数年据置などが常態です。

グローバル社会への変化

グローバル社会への変化

 「グローバル化したボーダーレスな社会の誕生」が地域に根差したビジネスモデルに苦境を与えています。高度化した情報ネットワークを利用し、日本中あるいは世界中のお客様を対象にするビジネスを展開できる企業が優遇され、地場産業として地域を中心とした企業には需要に見合った企業規模の縮小を要求し、付加価値の高い差別化されたサービスを持たない企業には価格競争を強いています。

 新規プロバイダー契約を締結することで、
毎月5,000円のネットワーク使用料と
ほぼ無償のPCを入手し、時間給1,000円のパートタイム労働者を一ヶ月2時間雇用し、
いくつかの会計事務所に見積もり依頼
したうえで決算申告だけを依頼する。

こんなビジネスモデルでは
業界が成り立たなくなるのは必至です。​
このような環境変化に対応するために、
まずビジョン・ミッションを明確化しました。

理念を
実践していく
ための
フレームワークが
組織風土です。

 変化が常態であり、情報が氾濫している社会では意思決定の遅れが致命的になることもあり、迅速な対応、顧客志向の経営が重要なファクターとなっています。

 固定化した、あるいは硬直化した組織では、変化に対応していくことが難しい時代です。

 そこで我々はこれまで述べてきましたように、ビジョンやミッション、そして求める人材像を明確にし、お客様視点に立った経営を行い社会から必要とされる企業になるためには、まるで水のように姿を変幻自在に変えられるフラット型の組織が必須であると考えました。

組織風土

フラット型組織とは?

フラット型組織は変化に柔軟な対応がとれ、
意思決定のスピードが速いという長所があります。

しかしプロジェクト指向の組織は指揮命令系統が統一されず、まとまりを欠いた、意思統一が図れない組織などの欠点もあります。また自分のポジショニングが不明確となりキャリアルートが見えづらく、処遇に不安が出たりすることから、組織に対する帰属意識も希薄になります。それでもなお欠点を補っても余りあるメリットがあります。それは「お客さま視点」に立った時、この組織であれば顧客満足をかなえられる、社員の内発的動機を満たすことができるからです。

我々は創業の理念、経営理念に基づき「使命感と統合的関係性」により事業を遂行しようとしています。このためには社員の皆さんの主体的な行動が前提であり、周りとの良好な関係性を保持しながら、生きがいと働きがいを実現できる仕事と職場を作る事が要件となります。

自律型の経営者やリーダーを育てる人材育成にはフラット型が有効なのです。

フラット型は「文鎮スタイル」と説明されますが、もう少し角度を変えた説明を加えれば宇宙系の姿に似ています。太陽を中心とした太陽系にはその引力に引っ張られた惑星がいくつかあります。その惑星は自転をしながら太陽の周りを動いており、決して太陽という中心から離れることなく、それぞれの星がそれぞれの役割を担い太陽系を構成しています。銀河系は太陽系と同じような他の「系」がそれぞれの役割を担いながら、銀河系という『全体』を構成しています。また銀河系と同様にビッグバーンにより生まれた他の銀河系と同じレベルの「系」が宇宙には存在し、宇宙の中心の引力により「宇宙系」を構成しています。宇宙空間には上も下もなく、引力によってのみそれぞれが存在し、軌道を描きながら役割を果たしている。いくつもの爆発や衝突を繰り返しながら新しい惑星を生み出していく。『個』と『全体』とが無限連鎖の中で統合的に生成されていくイメージが フラット型組織なのです。

トップを中心にいくつかのチームが同心円の中にあり機能する。
チームは目的のために離合集散し、その都度出来上がるチームは変化するが
その円は中心に向かって求心的に機能する。

そのような組織を目指しています。

求める人物像。

求める人物像1

 人が最も重要な経営資源である以上、その目標となる人材像を明らかにしなければなりません。業務を通して出会ったお客様をはじめ、家族・同僚・社会の期待に応え「相手の喜ぶ姿を見て自分の幸せを感じられる人」であることは創業の理念の体現であり、四つの価値観を実践した生き方の結果得られる、かけがえのない幸福感だと思っています。

 また人間は一人では生きていけませんし、周りとの関係の中で幸福を感じるものです。六種の利害関係者(お客様・仕入先・社員・株主・銀行・国家公共機関)や八種の人間関係(親祖先・配偶者・子や孫・兄弟姉妹・先生や師匠・友人・地域の人・職場の仲間)と共存共栄そして共生していくことが、幸せな人生だったと思えるのではないでしょうか。

 自分のために生きること、家族のために働くこと、会社のために働くこと、お客様のために働くこと、人それぞれの目的があっていいと思います。

求める人物像2

 肝心なことはひとたびその目的が達成された瞬間に、人の欲望には際限がないので、これまで追い続けていた目的は単なる経過点としての目印程度になってしまうということです。

 100万円の車を買うことを目標に働いてきた人がそれを手に入れたら、次は自分のために何を目標にしよう?と考えるのも一つですが、我々は「次は自分のためだけでなく家族のために」と考える人になっていただきたいと思っています。

 これが進化していくと、自分の身のまわりにいる人達

-六種の利害関係者や八種の人間関係-

に広がっていき、必ずや社会は幸福感に満ち溢れるだろうと思っています。

「世のため人のために働く」とは皆目見当がつかないレベルではなく、実はこのように目に見える世界の事なのです。

目的を昇華させていくことができる人、
自分だけでなく身のまわりの人を
気にかけることができる人、

こんな人材を我々は求めています。