12/02/21

新しい試み

 先週、善光寺の「灯明まつり」が一週間開催されました。長野灯明まつりは、実行委員会のHPによりますと今年で9回目を迎え、

 「長野オリンピックの開催を記念し、2004年から装いを新たに始まった祭りです。オリンピックの「平和を願う精神」を後世に遺してゆくため、世界に向けて「平和の灯り」を力強く発信しています。善光寺を、五輪の色にちなんだ光で照らす「善光寺・五色のライトアップ」善光寺参道に平和への想いが込められた光のアートが並ぶ「ゆめ灯り絵展」大きな光と小さな光を灯して、世界の平和を祈ります。」
 という趣旨で開催されているようです。

今回はここに様々な関連事業が催され、その中に「如月の宴」と題して、信州の酒蔵と権堂を中心とした飲食店がコラボレートし、地酒と地産地消の料理が提供されました。どうしても善光寺中心のイベントであったのですが、これに地元の事業者が協賛し長野地域全体の催し物として発展させていこうという狙いがあったようです。
 弊社のお客様の「九州情熱酒場 がばい寅次郎」様もこの企画に参加され盛況裡に開催されました。



 どんな業種でも言えるのですが、何か「新しい試み」を実行し、「変化している姿」や「創意工夫している姿」を世間に発信し、お客様のニーズを先取りすることで、新たな市場を開拓していく途が開けてくるのだなぁ、と感じました。

 先日タイのアユタヤ遺跡を見てきました。



昨年の洪水被害の爪痕はまだ名残を残し、遺跡の約1m程が水に浸かってしまったそうです。
敷地内は清掃管理されていましたが、ロードサイドの水田には家庭内から流出した発泡スチロールの容器やビニールが散乱している状況でした。

 また、水上マーケットやバンコクの露店や屋台なども見ましたが、活気のある人の動きに圧倒されました。
 日本の企業も多数進出している親日国で、比較的治安も良好な国のようです。車も日本車が85%と生産と消費の両方の基地となっている感じでした。


 経済成長要因の一つである「消費」が確実にタイ経済をけん引している躍動感を感じました。日本では消費税の増税論議がされていますが、ちなみにタイの付加価値税は7%でした。

 先日あいおいニッセイ同和損害保険の社長で、東日本大震災当時、日本損害保険協会の会長を務められていた鈴木久仁氏のお話を聞く機会がありました。

 「震災から学んだこと」と題したお話は企業経営者にとって実に示唆に富んだお話でした。氏は
①現場主義
 社員の安全を確保するため、現場の社員の撤退を考えたが、社員から「社員以上にお客様は困っている」現場から職場復帰を要請されたことを話され、まさしく「問題は現場で起きている」と感じた。
②リーダーシップの発揮
 「保険金をいち早く契約者に払うこと」この目的を達成するためには、現場を管理している責任者に権限を一任した。トップは方針を決定するだけで、あとは社員に託す決断力が必要。
③ダイナミックな判断のできる社員の育成
 未曽有の出来事に対応するには、既成概念を払拭し、部門を超えた発想力と決断力が要求される。「困難は人を作る」ことを確信。
④BCPの必要性
 計画は計画通りにいかないのが常であるが、計画があれば「どこを修正すれば解決できるかがわかる」。実効性のある計画は必須。

以上の要点を、震災発生以降の出来事を時系列に並べながらお話しいただきました。

有事の際にどれだけ力を発揮できるか?まさしく「企業の力」を試される時である。そのためには、日頃から理念を念頭にトップ自らが行動していくことが大切だと感じました。

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